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臨床研修について

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研修医の紹介

■研修医のご紹介

中山 紫季

小田原 健一(研修医)

●長崎大学(平成31年卒)

中山 紫季

盛満 真人(研修医)

●久留米大学(平成31年卒)

中山 紫季

照屋 快斗(研修医)

●久留米大学(令和2年卒)

中山 紫季

吉田 夏希(研修医)

●久留米大学(令和2年卒)

<令和2年3月で研修を終えられた先生>

中山 紫季

矢田 慶子(研修医)

●熊本大学(平成29年卒)

<平成31年3月で研修を終えられた先生>

中山 紫季

関 正大(研修医)

●久留米大学(平成29年卒)

■理事長:野口 和典(院長)

野口 和典【消化器、肝臓、臓器移植】
久留米大学(昭和53年卒)
日本消化器病学会専門医・指導医/日本肝臓病学会専門医・指導医
日本内科学会認定医・指導医/日本肝臓学会西部評議員/日本肝移植研究会世話人
久留米大学内科学臨床教授


「初期臨床研修を始める皆さんに」
 当院は、1985年に医師法第16条に基づく臨床研修病院として厚生大臣指定を受け、その後は、一貫して専門指導医~研修医の組み合わせで、実地臨床研修を行ってきました。現在も、当院医師の半数が、専門科指導医資格を有しています。現行の初期臨床研修制度に移行した後も、卒後初期研修のほか、専門科入局~卒後5年目程までの若い医師が大勢勤務しています。このため、異なる診療科間でも、全く垣根が無く、常に幅広い研修が行えるのが、当院の特徴と言えます。
 医師にとって「病院」で初期研修を行う目的の一つは、色々な職種のスタッフとチームを組んで、あるいは協同して医療を行うというトレーニングにあります。他職種の専門分野を理解し、どういう援助が求められるか、そして協同した医療行為には、互いのコミュニケーションが如何に重要か、学ぶことは数多くあります。プロは、プロによって、プロとして育てられるのが、最良の方法と言えます。
 二つ目の研修目的は、経験と判断力を積み上げていくことです。経験と学習に裏付けられた判断力こそ、医療現場の即戦力となるものです。しかし、慌てる必要はありません。特に最初の2年間は、専門医師になるための助走期間ととらえてください。基本的な分野で研鑽を積み、基礎固めを行うことこそ、長い医師生活を送っていく上で最も重要なことになります。そのためには、プライマリー疾患を多く経験すると同時に、単なる診断・治療ではなく、一つ一つの診療行為の持つ意味、すなわちリスクと効果を応用出来るようになることが重要です。
 市中の地域基幹研修病院には、基本的疾患の豊富な経験、良い指導医に巡り会うチャンス、プロとして育てられる厳しさ、そして何よりも研修医個人の向上心を持続させる教育的な包容力が備わっています。ぜひ、この体制を十分に活用して、初期の臨床研修先を選択ください。

■臨床研修管理委員会委員長:紫原 美和子(循環器内科部長)

紫原 美和子【プログラム責任者】
【循環器内科一般】
宮崎医科大学(平成4年卒)
日本循環器学会専門医/日本高血圧学会専門医・指導医
日本内科学会認定医・指導医/日本心臓病学会会員
日本心臓リハビリテーション学会会員


 平成16年に新医師臨床研修制度が発足して以来、当院では『プライマリー・ケアの基本的な診療能力(態度・技能・知識)を身に付ける』ことを基本理念とした研修プログラムを構築しております。
具体的には、
1. 医師として基本的・総合的な診療能力が身につくような研修プログラム

  • 基本科目である内科・外科研修に加えて、麻酔科、救急医療、産婦人科、小児科、精神科、地域医療を研修することによってプライマリー・ケアの基本的知識を学び経験することができます。

2. スキルアップ研修

  • より深い専門領域の研修でスキルアップしたい場合は、希望研修科を自由に選択でき、研修に専念できるような配慮を行います。

3. チーム医療

  • 他科医師とのコミニュケーションができるように医局は総合医局となっていますので、多くの医師からアドバイスを受けることができるような環境です。さらに、当院は医師以外の他職種とのコミニュケーションも充実しており他職種での研修(中央放射線部、中央検査部、薬剤部、栄養科など)も可能です。

4. 地域医療への参加

  • 1ヶ月間の地域医療研修の他、当院では病診連携や地域医療連携室による医療介護連携も積極的に行っていますので地域医療を担う医師としての充実感を実感できます。

5. 学会・研修会への参加

  • 当院では多くの院内研修会が開催されております。臨床病理カンファレンス(CPC)、臨床がんカンファレンス(CCC)の他、多くの臨床カンファレンスがあります。また、接遇や医療安全に関する研修会も開催されています。さらに、全国規模の学会や研究会での発表や参加を積極的に行っています。

当院では、より充実した初期臨床研修を受けることができるように全職員でサポートさせていただいています。医師として第一歩の研修病院として当院での臨床研修を大いに歓迎します。

■現在、勤務中の研修医

照屋快斗【 大牟田市立病院での初期臨床研修 】
初期臨床研修医(令和2年)照屋 快斗

 大牟田市立病院での研修医としての生活が始まって二ヶ月がたちました。一言で言うと、大変充実した研修生活です。
 現在、麻酔科での研修をしていますが気管挿管、ルート確保、脊髄くも膜下麻酔、採血など様々な手技をたくさん学んでいます。はじめの頃は失敗ばかりでしたが、指導医の先生方やコ・メディカルの方々に優しく教えていただきながら一日一日、成功する確率が少しずつですが上がってきているのを実感できています。また、手技だけでなく、薬品の扱い方や人工呼吸器の設定の仕方、麻酔の導入、維持覚醒、術前の評価、患者さんへの病状説明の仕方、その他手術部のスタッフの一員としての細々した業務等々、数え切れないくらい、毎日新しく覚えることがあり、それを一つずつ熟しています。時には忘れてしまうこともありますが、そのたびにスタッフの方々から優しすぎるくらい優しく注意していただき、反省を活かしながら成長している実感があります。
 また、副直は月に4回あり、毎週木曜日は救急科研修として救急車の初期対応を研修医が行っており、一年を通して救急の現場を経験することができます。まだまだ経験が浅く、どこをどのように診察するのか悩むことばかりですが、2年目研修医の先生や指導医の先生方に教えて頂きながら診察を行っています。
 麻酔科でも、救急対応でも、自分で出来ることが増え、それによって任される範囲が広がるたびに、この職場に貢献できているということを実感し、そのことに喜びを感じています。
 また、上級医によるレクチャーもあり、各診療科の先生方から研修医が学ぶべき知識や技術を熱心に暖かく指導いただいています。
医局全体、病院全体もアットホームで心地よい雰囲気です。今年は、新型コロナウイルスの影響で、歓迎会や親睦会などは開催されてはいませんが、院内ですれ違うたびに暖かく声をかけていただき、研修医を大切にしていただいていると感じます。
 当院の研修に少しでも興味がある方は、是非一度見学をおすすめします。

吉田夏希【 大牟田市立病院での初期臨床研修 】
初期臨床研修医(令和2年)吉田 夏希

 最初に約2週間のオリエンテーションがあり、現在、外科での研修が始まってから1週間が過ぎました。研修先が決まってから引っ越し、オリエンテーションがあっという間に過ぎました。大牟田市立病院には同期の研修医は2名ですが、オリエンテーションにおいて看護師さんをはじめとする様々な職種の方々と関わる機会がありました。今年は新型コロナウイルスの影響もあり他職種を含めた方々と食事に行ったりすることができないことが少し残念ですが、現在、研修している外科の回診などの際に他職種の同期の方と会うこともあり、ほっとするうれしい時間でもあります。
 まだ各科での研修が始まって1週間ですが、現在は外科で回診の際の処置や手術に参加させていただいています。私が体力がないために手術自体は得意とはいえませんが、先生方の配慮でなんとか過ごさせていただいています。
 また、毎週木曜日は救急研修の日でもあります。診断がついていない患者さんを最初から診療することはとても難しいと痛感しています。この木曜日と月4回の副直では、指導医の先生方からどのような病気を考えるのか、そのためにすべき検査・治療などを教えていただいています。
 大牟田市立病院では、研修医に対するレクチャー等も多く開催されます。毎週土曜日の午前中には、研修医を対象としたモーニングカンファレンスがあります。他にも講習会等にも積極的に参加させていただいています。
 まだ、電子カルテの使い方等もわからない状態ですが、まずは一ヶ月、二ヶ月と少しずつ役に立てるよう頑張っていきたいです。

小田原健一【 1年を振り返って 】
初期臨床研修医(平成31年)小田原 健一

 研修医生活を始めてほぼ1年経過しました。本当にあっという間の1年間でした。私は、地元が大牟田のため6年ぶりの大牟田生活となりましたがすごく充実した1年を過ごせたと思います。
 大牟田市立病院では、まず、最初に様々な部署の新入職員を対象としたオリエンテーションが行われ、そこで基本的なことを習得しますが、他職種の方々とのグループワークを通したコミュニケーションの機会は、人見知りの激しい私にとって非常に貴重な時間でした。他職種の同僚にも分からないことや他職種の業務内容なども気軽に聞くことができるようになり、非常に働きやすいと感じました。
 オリエンテーション後に本格的に臨床研修が始まりました。私の場合は、麻酔科・外科と外科系からローテションが始まり、気管挿管や中心静脈穿刺、縫合といった、主に手技的なことを学びました。その後、内科系の科を研修し、病棟業務などを経験しました。この患者さんには何が必要かなど自分で考えることの難しさを感じましたが、困った時は指導医の先生方に優しく指導していただき日々学ばさせていただいております。また、医局は全科共通の医局であり、現在ローテートしていない科の先生方にも話しかけていただいたり、気軽に相談できるのも大変働きやすいと感じました。さらに、軽井沢での学会発表も経験させていただき、非常に緊張しましたが貴重な経験ができたと思います。副直研修は月に4回行っていますが、初めは何をしていいか全くわからず、一緒に当直している先生に頼りっぱなしの状態でしたが、少しずつ自分でできることが増え、少しは成長していることを実感できています。
 研修以外においては、共通の趣味を持った同僚とリフレッシュできる時間を共有したり、地域の祭りやバレーのレクレーションなど仕事以外のイベントもあり楽しく過ごすことができた1年でした。
 来年は新たに後輩となる研修医が入ってきます。後輩ができると教える立場となり、不安もありますが、日々精進して残り1年の研修生活をより一層充実できればと思います。

盛満真人【 1年を振り返って 】
初期臨床研修医(平成31年)盛満 真人

 国家試験合格と同時に、悶々とした気持ちが一気に晴れ開放感に浸るのもつかの間、入職への準備が始まりました。あれから早一年が経とうとしています。「これからようやく医師としての一歩が踏み出せる」という希望と喜び、医師免許は取得したものの「自分にこの仕事をうまくこなしていくことができるのか」という不安。むろん後者の方が圧倒的に私の感情の多くを占めていました。しかし、その思いとは裏腹に、学生気分が抜けきらずに社会人としての自覚が足らず、周りの方々に迷惑をかけてしまうこともありました。
多くの注意を受け自分の甘さを猛省すると共に病院という組織で活動する上で報・連・相の重要性を再認識しました。
 当院では、入職後すぐに医師としての仕事が始まるわけではなく、多職種新入職者オリエンテーションが2週間設けられており、新人同士時間を共にすることで一体感が生まれました。当院のオリエンテーションで特徴的なことは、社会人としてのマナーを学ぶ機会や多職種の業務を経験する機会が設けられていることです。ベッドメイキングなどの看護業務を体験することで多職種の方々の仕事への理解も深まりました。
 実際の研修についてですが、外科から始まり、現在までに麻酔科、循環器内科、腎臓内科、内科を研修しました。当院では毎週木曜日に研修医が上級医の指導の下、救急搬送患者の初期対応を行うことになっています。一年を通じて初期対応を学ぶことが出来ます。軽症患者から重症外傷、時には目の前で命を落としてしまう症例まで経験しました。学生の時に机上で学んでいたことが実際に患者を前にしたときに頭に浮かんでこなかったことが多くありました。鑑別すべき疾患が浮かんで来ないと身体診察、検査オーダー、看護師への指示等実際に行動に移すことが難しく知識の無さや勉強不足を痛感しました。限られた症例の中で学ぶべき事を抽出していくことの重要性を感じます。
 まもなく2年目の研修を迎えようとしています。同時に後輩が入ってくる時期でもあります。自分が感じていたような緊張感をもって研修をスタートすることになるでしょう。諸先輩方のように、先輩として緊張をほぐしていくことも必要でしょうが、自分の失敗談を伝えつつ、ほどよい緊張感を共に持つことも大事だと思います。
 一方で、2年目になると業務等に慣れてきて気の緩みも生じてくることも危惧されます。自信を持って業務を行うことは必要ではありますが、傲慢な態度でスタッフや患者に接すことはあってはならないことだと思います。日々学ぶことは数え切れないほど、まだ膨大な量があります。研修中に関わってくださる上級医の先生方、看護師、薬剤師等スタッフの方々への尊敬、感謝の気持ちを持ちつつ謙虚な姿勢を忘れずに研修に臨みたいと思います。

■初期研修修了者

矢田慶子【 2年間の初期臨床研修を終えて 】
初期臨床研修医(平成30年)矢田 慶子

 2年間の初期臨床研修の終わりが近づいている今、実感することは2年間はとても短い時間だったということです。初期臨床研修の最初、2週間のオリエンテーションを受けているときは無意味に緊張し、1日が過ぎていくのがとても遅いような気がしていました。しかし、オリエンテーションが終わり、各診療科での研修が始まると1日がとても短く感じるようになりました。分からないことが出てきたときや、経験したことのない手技をするとき、調べたり、人に尋ねたりしているうちに気がついたら数時間が経っていた、ということがよくありました。私個人の意見ですが、学生の実習と、臨床研修の大きな違いの一つは、自分で決断をする必要があるかないか、ということではないでしょうか。人一人を診察治療する上で決断しなければならないことは小さなことまで考えると無数にあります。もちろん初期臨床研修中は迷ったとき、分からないとき、指導医の先生方の判断を仰ぐことができます。特に研修を始めたばかりのときはありとあらゆることが分からず、些細なこともよく尋ねていました。幸いなことに、大牟田市立病院は総合医局のため、様々な診療科の先生、まだ研修していない診療科の先生でも大変相談しやすい環境でした。気さくな先生が多く、相談によく乗ってくださり、知識・経験が不足している状態での決断の後押しをしていただきました。
 2年間の研修の中で特に印象深かったことは救急外来での救急車対応です。私の年度の研修プログラムでは研修医は毎週木曜日に救急科の先生と一緒に日中の救急車対応をしていました。患者様の重症度を判断したり、鑑別疾患を考えたり、しなければいけないことの優先順位を考えたりすることはまさに決断の連続でした。救急科の先生に指導していただきながら、患者様の診察にあたり、勉強不足、練習不足を反省することもあり、木曜日は2年間とても緊張する曜日であるとともに勉強になる曜日であり続けました。救急科の先生は2年間通して指導して下さるので、研修医の習熟度合いもよく分かって下さっていて、よく必要とされる基本的な診察法、手技、情報収集の仕方等、多くのことを救急車対応をしながら学ばせていただきました。その他の印象深いことをあげると医療はチームでおこなうもの、ということを特に高齢の患者様の診療に関わることで実感できたことです。高齢の方は複数の疾患を抱えていることが多く、疾患の治療に様々な診療科が関わるだけでなく、その生活環境を整えることも重要な要素になってきます。できるだけADLを落とさないように、回復できるようにリハビリを行い、薬剤の整理をし、退院後の生活を整えるために様々な職種が連携して動く必要があります。医師だけでは医療を行うことは不可能で、それぞれの分野の専門職種が連携し、お互いの責任を果たしていると強く感じました。各職種の方々に教えていただくことは数多くありました。相談できる人が多いことは心強いことです。4月からは精神科に進み、大牟田市立病院とは違う病院で勤務する予定ですが、チームの一員として働くことは間違いありません。2年間の研修中に学んだことを活かしつつ精一杯努力していきたいと思います。最後になりましたが、野口院長はじめ大牟田市立病院の皆様、関連病院・施設の皆様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

関正大【 大牟田市立病院での初期臨床研修 】
初期臨床研修医(平成29年)関 正大

 2年間の初期臨床研修も残すところ僅かとなりました。濃厚で充実した、あっという間の研修期間でした。
振り返れば大牟田市立病院に入職した2年前、当初は学生気分が抜けきれなかった私でしたが、研修開始早々に国家試験で勉強した事項と実臨床とのギャップの壁にぶつかり、己の無知さに挫折を味わいました。その後心を改め、周りの方々に支えられて今日まで真剣に医療と向き合ってまいりましたが、数々の貴重な学びの機会をいただいた中で、印象的だったことをいくつか紹介させていただきます。
先ずは、救急救命です。有難い事にベテランの先生にマンツーマンでご指導いただける環境にありましたので、「人に頼らず自分で考える」という、万事において大切な力を身に付けることができました。フォローも手厚くしていただき、メディカルラリーと呼ばれる、医師、看護師、救急救命士など救急医療に携わる者が救護の知識、技術を競う大会がありますが、その代表出場者にも抜擢していただきました。メディカルラリーでは他職種の仲間と力を合わせ、見事に準優勝を勝ち取ることができました。この事は私にとりまして、自信と更なる成長の意欲に繋がる大きな出来事となりました。
次に、地域医療研修です。在宅医療の現場と、指示を出す医師との間に、大きな隔てがあることが印象的でした。一般には患者様宅にはケアマネージャーや訪問看護師が訪問し、その報告を持って医師が投薬等療養の方向を決定するのですが、現実には現場スタッフと担当医師の連携が不十分である結果、一部では効果的な治療が行えていないなど、現場でしか分からない問題点を見つけることができました。在宅医療は国で推進され、今後ますますニーズが高まるとされておりますが、一方で専門医を取得する過程では在宅医療については殆ど勉強する機会がありませんので、非常に貴重な経験をさせていただいたと感じております。これは、基本理念として「良質で高度な医療を提供し、住民に愛される病院を目指します」とスローガンを掲げる大牟田市立病院だからこそできた経験だと存じております。
そして、何より強く記憶に残ったのは研修2年目の春、私事で恐縮ではございますが、第一子の誕生でした。妻の懐妊時に、研修担当の先生方、産婦人科の先生方から格別な配慮をいただき、出産に合わせて産婦人科の研修を設定していただきました。先生方や助産師のみなさんに懇切丁寧にご指導いただいたお陰で、妊婦健診はもちろん、我が子の出生時には、なんと私が取り上げることができました。妊娠の経過から出産、そして産後にかけて濃密に関わることができ、生命の誕生の奇跡と感動を非常に深く感じられた、何事にも代え難い素晴らしい体験になりました。
このように、この場では紹介し尽くせませんが、どの研修先においても熱く指導をいただいたおかげで、研修させていただいた全ての診療科にやり甲斐や興味深さを感じることができました。そのため、自分の進む道の選択には非常に悩みましたが、この度、耳鼻咽喉科に進むことを決定いたしました。この2年間、ご指導下さった方は、関係者だけでも何百名といらっしゃいます。その全ての皆様に感謝し、今後更に精進していく所存です。
最後になりましたが、公私にわたってあたたかくご指導ご鞭撻を賜った野口院長はじめ大牟田市立病院の皆様、関連病院・施設の皆様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

■研修医のための朝のカンファランス

当院では毎週土曜日朝8:00より、研修医のための朝のカンファランスを行っています。
このカンファランスではプライマリケアを実践するために必要な臨床力をつけるために、研修医各自が経験した症例を提示し、他の研修医や指導医の指導や意見を聞きながらカンファランスをすすめていきます。たった一人で当直をしている時に、このような患者さんがやってきたらあなたならどうしますか、という想定です。
このカンファランスを通して、研修医は問診の取り方や理学的所見のポイント、検査所見をどのように読み取るか等を学んでいきます。約2時間のカンファランスの最後には疾病に関する知識のみでなくその患者さんが抱える社会的問題点や介護における課題など周辺知識まで議論し、一医師として患者さんや疾病にどのように向き合うのかという点にまで内容を昇華させることもしばしばあります。
大学からの研修医は一様に、ここまでしっかり診察したり考えたりしたことはなかった、あるいはしっかり教えてもらったことはなかった等の感想を残していく事からも、大きな組織ではなかなか実現できないきめ細かな指導が行われていると考えています。
本来であれば、以前卒後すぐに大学医局に入局していたときには当たり前に行われていた教育が、ここではまだ息づいています。それはこの病院が研修医を“回ってきている研修医”として見ているのではなく、“病院全体で育てていく大切な人材”ととらえているからなのだといえます。

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内科EMR
【 朝カンファランス 】

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【 手術の様子 】

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診察室の様子
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