- 日本内科学会認定施設
- 日本消化器病学会認定制度認定施設
- 日本肝臓学会認定施設
- 日本消化器内視鏡学会認定施設(予定)
概要
当院は、上記学会の認定施設であり、消化器を中心とした診断・治療を行っている。現在の内科スタッフは肝臓専門医5名、消化管専門医3名であり消化器外科との連携がとれた病院である。
そのなかでも、肝疾患の症例は多く、ウイルス性肝炎や自己免疫性肝炎に対する薬物療法、肝腫瘍に対する化学療法、局所治療も積極的に導入している。 上部消化管内視鏡検査では年間で2,000症例、下部消化管内視鏡検査は900症例、胆道系内視鏡検査は80症例程度行っている。また、それぞれの分野での内視鏡治療(後述)も積極的に行っている。
研修目標
消化器診療において専門性の高い研修(基礎知識、技能の修得)を行い、基幹学会の認定医、専門医の資格を敢得する。また、消化器診療を行う上で、医の倫理に基づいた適切な態度と習慣を身につける。
研修プログラム
基本的には、認定医、専門医資格習得条件を満たす内容。
検査
- 腹部超音波検査(腹部エコー検査)
- 消化管造影検査(胃透視;上部消化管造影、小腸造影、注腸造影)
- 消化管内視鏡検査(上部、下部、胆道系)
- 超音波内視鏡検査(EUS)
- 血管造影検査(TAE、動注化学療法などの治療も含む)
治療
- 食道、胃、大腸の腫瘍に対する内視鏡治療(polypectomy,EMR,ESD)
- 腸閉塞に対するデニスチューブ挿入
- 肝癌に対する局所治療(PEIT,RFA)
- 血管造影/IVR(TAE、動注化学療法などの治療も含む)
- 経皮経肝胆道ドレナージ(PTCD)、胆嚢ドレナージ術(PTGBD)
- 炎症性腸疾患に対する白血球除去療法(LCAP)、抗TNF-α抗体療法
具体的な検査修得プラン
- 上部、下部消化管造影検査(4月から2ヶ月間を特別訓練)
- 超音波検査(4月開始)
- 上部消化管内視鏡検査(6月開始)
*見学を2週間行う。初期施行例(100例)はダブルチェックを受ける。
- 血管造影(4~5月は助手、6月から術者)
*原則として2ヶ月間は助手を行う。その後に術者として検査治療を行う。
- 下部消化管内視鏡検査(10月開始)
*コロンモデルで十分な練習を行い、検査開始する。
研修可能な主な疾患
食道癌、食道静脈瘤、胃癌、胃・十二指腸潰瘍(上部消化管出血)
胃食道逆流症(GERD)、非びらん性胃食道逆流症(NERD)
大腸癌、大腸ポリープ、大腸憩室炎、虚血性大腸炎、感染性腸炎
炎症性腸疾患(クローン病、潰瘍性大腸炎、腸管ベーチェット、腸結核)
肝炎(ウイルス性肝炎、自己免疫性肝炎)、重症アルコール性肝炎、肝硬変、肝癌、肝膿瘍、肝嚢胞
胆嚢結石、総胆管結石、胆嚢炎、胆管炎
胆嚢癌、膵癌、膵嚢胞、膵炎(急性、慢性)膵管胆管合流異常症
研修可能な治療
- 内科消化器領域における食事療法、薬物療法(注:抗生物質;除菌療法、抗がん剤、免疫抑制剤、ステロイドホルモン製剤)、輸液、血液製剤など
- 摂食障害に対する静脈ポート(IVポート)造設術
- 胃瘻造設術(PEG)、経皮食道胃瘻(PTEG)造設術
- 慢性肝炎に対するインターフェロン治療(適切な治療の選択、応用)
- 肝硬変症に対する、腹水コントロール(デンバーシャント)
- 消化管出血に対する内視鏡的止血術(食道静脈瘤も含む)
- 消化管出血に対する動脈塞栓術(胃・十二指腸・小腸・大腸憩室出血)
- 消化管腫瘍の内視鏡的粘膜切除(EMR)、粘膜下層剥離術(ESD)
- 胆道系腫瘍、結石の内視鏡的診断治療(ERCP,EST,ENBD,ERBD)
- 胆道系腫瘍、結石の経皮的減黄術(PTCD)
- 放射線治療(食道癌、膵癌など)
週問スケジュール
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月曜 |
火曜 |
水曜 |
木曜 |
金曜 |
| 午前 |
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抄読会 |
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| 新患外来 |
外来 |
外来 |
外来 |
外来 |
| 消化管造影 |
消化管造影 |
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| 超音波検査 |
超音波検査 |
超音波検査 |
超音波検査 |
超音波検査 |
| 内視鏡検査 |
内視鏡検査 |
内視鏡検査 |
内視鏡検査 |
内視鏡検査 |
| 午後 |
内視鏡検査 |
内視鏡検査 |
回診 |
内視鏡検査 |
内視鏡検査 |
| 血管造影 |
血管造影 |
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血管造影 |
血管造影 |
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透視読影 |
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C.C.C. |
症例検討会 |
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内・外科 |
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*土曜日は、研修医カンファランスおよび外来のみ(緊急では検査可能)
診療科達成目標
- 上記検査、治療をマスターする
- 保険(レセプト)のしくみを理解できる
- 臨床治験に参加する
- 症例報告(学会発表および論文作成)
- 内科全般 診断と治療
- 膠原病(SLE、皮膚筋炎、リウマチ性多発筋痛症、CREST症侯群など)
- 血液疾患(悪性リンパ腫、白血病、多発性骨髄腫)骨髄穿刺、生検ができ、結果を評価できる。
- 中心静脈カテーテル挿入(鼠径、内頚、鎖骨下)
- 水、電解質代謝を理解し、各種症状を診断できる。アミノ酸インバランスを理解し、各種症状を診断できる。
- 適切ながん告知と終末期医療
- 緩和ケア(麻薬の管理と適正使用)
- 腫瘍の悪性度と性格を理解できる。(分化型癌、未分化型癌)
消化器科
- 消化器疾患患者の主治医として診断および治療方針を決定できる。
- 各疾患により栄養管理ができる。
- 腹部超音波検査、消化管造影検査(上部、下部)、消化管内視鏡検査(上部、下部)、CT検査、MRI検査の診断学をマスターする。
- 肝生検、肝腫瘍生検、肝癌局所治療(PEIT,RFA)、腹部血管造影検査/治療が行えるようになる。
- 消化管腫瘍の進達度診断を行い、治療適応を決定できる。
- 消化管腫瘍、出血の内視鏡治療を行なうことができる。ステント留置術(消化管、胆管)
- 化学療法の基礎と実際(クリニカルパスの実際)
- 癌治療のガイドラインを運用できる。