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初期研修について
大牟田市立病院 初期臨床研修(2年間)
- 規定の臨床研修プログラムによって2年間研修を行います。
当院研修の特色
- 各研修科では、man to manで上級研修医and/or指導医がつきます。
- 全科・全領域にわたる電子カルテシステムで、オーダリングを含めた即応力を研修する事になります。
- 病棟では、副担当医もしくは診療チームとして診療にあたります。
- 病棟での看護業務を、医療の一環として理解します。採血、注射、Bed making、終末期看護、死後の処置なども研修あります。
- 救急医療は、週1回の副直を通し、2年間かけて研修します。当院は、22床の救急病棟を有し、24時間365日対応の急性期病院です。プライマリー疾患の多数経験、初期対応・診療能力の向上を目標とします。
- 副直日の選択は、(上級医師と)研修医に一任します。
- 外来診療は、(原則として)単独で行うことはありませんが、診察介助、検査・処置・治療介助を通して研修します。
- 1年次の6月から、ドック・検診での結果説明を単独で行い、対人関係、接遇、説明技術、および健康相談の対応についても研修します(年間約1,300名)。
- 毎週土曜日午前8時から、研修医カンファランスを行います。病歴、理学的所見からの考察力と初期対応能力全般を身に付ける。発表、司会進行は研修医が輪番で行い、簡潔発表能力を研修します。
- 隔週で、放射線科医による研修医のための画像読影勉強会を行い、基本的な読影力を修得します。この他、研修医のための感染症勉強会もあります。
- 研修科では、総回診、抄読会、カンファランスに参加します。内科では、研修員のための専用回診が毎週あります。
- 定例の臨床病理カンファランス(CPC)、臨床がんカンファランス(CCC)に出席し、症例報告、画像読影、意見発表を行います。
- 剖検がある場合は、他科研修中であっても介助医として参加します。
- 臨床研修医は、1年次より院内外での単独発表を経験することを目指します(研究会、CPC、CCC、院内外学会など)
- 臨床研修評価は各科毎の独自項目評価とし、研修科終了時ではなく、一定期間研修後(他科、救急外来の経験を加えて)の包括的な評価を行います。(久留米大学ローテーション研修医は、EPOC評価です)
- 研修医-指導医の相互評価を研修科終了毎に行います。いずれも、30点満点+総評で、年度終了時にフィードバックします。
- 2年目の選択研修科は、研修医個人のCarrier Planに沿って、1年次末に決定します。(診療科以外に、放射線部、検査部、栄養科なども可能です)
- 主要学会は、将来のCarrier Planに沿って1年目より個別に入会する。
- 日本内科学会、外科学会等の認定医資格を6年後に取得する目標で研修し、必要症例数(約20~30例)の経験と蓄積を目指します。
- 夏期休暇は、1週間です。
- 女性研修医にとって有意義な臨床研修病院を目指しています。(医師業を継続し、10年後を担いうる女性医師の育成を目指しています)
その他
- 研修医室には、インターネット回線付の個人の机と本棚を用意します。
- 研究会、学会への参加、発表に際しては旅費、参加費が支給されます。
- 有資格(産業医など)の場合は、病院委員会の委員となることができます。
- 久留米大学臨床研修の協力病院として、久留米大学臨床研修医と一緒に研修する場合があります。(年間8名ローテーション研修あり)
- 久留米大学医学部6年生のクリニカルクラークシップ実習に際しては、直接指導をお願いする場合があります。(学生専用机も研修医室にある)
- 大牟田医師会看護専門学校での講義を担当することがあります。
- 病院医局の所属医師として、医局会、医局長選挙、医局行事に参加します。
- 病院職員として、病院行事(病院勉強会、病院学会、慰霊祭、ビーチバレー大会など)に参加します。
研修プログラム
基本的な研修プログラムについて
| 内科、消化器科、循環器内科、 内分泌・代謝内科、腎臓内科 |
計6ヶ月間 |
| 外科 | 3ヶ月間 |
| 麻酔科 | 3ヶ月間 |
| 小児科 | 2ヶ月間 |
| 産婦人科 | 2ヶ月間 |
| 救急医療 | 週1回の副直を通して2年間 |
| 地域医療、介護 | 協力病院の「大牟田保養院」にて1ヶ月半 |
| 精神科 | 協力病院の「 三池病院」にて1ヶ月半 |
| 2年次選択科 | 2週間~2ヶ月 |
| (2009年度例:脳外科、整形外科、放射線科、皮膚科、腎臓内科など) |
- 協力病院の三池病院のホームページはこちら → http://miikehp.com
- 2年次の選択科研修先として久留米大学も可能です。
- 【共通研修】
- 週間行事
- 毎週 土曜日 午前8時 研修医カンファランス 約1時間 (研究室1)
- 隔週 土曜日 午前9時 研修医のための画像読影会 (放射線科医師による)
- 【月間行事】
- 第1週 月曜日 午後5時 医局会 (大会議室)
- 第2週 火曜日 午後7時 臨床病理カンファランス(CPC) 奇数月
- 第2週 火曜日 午後7時 臨床がんカンファランス(CCC) 偶数月
- 第3週 火曜日 午後5時半 院内勉強会
- 【不定期】
- 大牟田呼吸器カンファランス
- 年4回 第3もしくは第4火曜日 午後7時 (大会議室)
- 大牟田市立病院、国立大牟田病院、天領病院、米の山病院
- 心肺停止蘇生(ACLS)実地講習会
- 年2回 全日講習 (大会議室)
- 医師、研修医、看護師、救命救急士
各科での週間研修は、各々の週間スケジュールに合わせる
- 例:「内科、消化器科」
| 火曜日 | 午前8時10分 抄読会 |
| 水曜日 | 午後2時~ 総回診 午後5時 読影会、カンファランス 午後7時 外科との合同カンファランス |
| 金曜日 | 午後6時 クリニカル・パスのカンファランス |
| 土曜日 | 午前10時 研修医のための部長回診(部長4名で交互回診指導) |
当院の概要
沿革
| 昭和12年 | 大牟田市診療所として開院 |
| 昭和25年 | 大牟田市立病院と改称 |
| 昭和60年 | 臨床研修病院として厚生大臣指定 |
| 平成7年 | 現在地に総工費150億円で新築移転。大牟田市立病院と改称 |
| 平成11年 | 日本医療機能評価機構の病院機能評価 認定 |
| 平成15年 | がん診療拠点病院 指定 |
| 平成16年 | 初期臨床研修病院として全国マッチングでの臨床研修開始、 日本医療機能評価機構の病院機能評価 認定更新、 全科全領域の電子カルテ システム 導入400床を350床に減床 (在院期間短縮にて)代わりに、腎センター増床、外来化学療法センター 設置検診センター、外科、麻酔科外来の移転(東4階) |
| 平成19年 | 院外処方箋発行に移行 |
| 平成20年 | 「地位がん診療連携拠点病院」として更新指定 急性期病院包括医療DPCに移行 |
| 平成21年 | 日本医療機能評価機構の病院 機能評価認定更新(3回目) |
| 平成22年 | 4月1日「地方独立行政法人 大牟田市立病院」となる |
病院概要
| 住所 | 〒836-8567 福岡県大牟田市宝坂2丁目19番地1 | |
| 敷地面積 | 30,183㎡ | |
| 病院建物 | 病院 鉄筋コンクリート7階 東西病棟 | |
| 医師住宅3棟 | 20戸 | |
| 12戸:3階建、6戸:3階建、2戸:2階建 (ただし、結構古い建物です) |
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| 病床数 | 350床(一般病床 急性期病院) 救急病棟 20床 ICU 2床 CCU 2床 腎センター(透析) 15床 外来化学療法センター 8床 (患者数 153名/月 2009年度) 消化器病センター(外来) 脳卒中センター(外来) 検診センター 時間外救急患者:9,257名 年救急車搬入:1,980件/年 |
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| 救急体制 | 昭和54年1月より、24時間、365日体制の発足 | |
| 当直体制 | 救急、内科、外科、薬剤師、検査技師、放射線技師、看護師 小児科 週2回の地域輪番救急当直(すべて専用当直室あり) |
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| 拘束バックアップ | 内科、外科、循環器内科、産婦人科、脳外科、麻酔科、小児科 | |
診療体制
| 診療部 | 内科、消化器内科、内視鏡内科、血液内科、腫瘍内科、内分泌・代謝内科、 循環器内科、腎臓内科、 外科、消化器外科、血管外科、腫瘍外科、 整形外科、形成外科、脳神経外科、脳・血管内科、 麻酔科、精神科、 小児科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻いんこう科、 リハビリテーション科、放射線診断科、放射線治療科、病理診断科、救急科 |
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| 医師数 | 58名(看護師 283人 総職員数 455人) (院外委託業務職員 187名) | ||
| 研修医 | 初期臨床研修医 当院3人 + 久留米大学 8人 = 計 11人 | ||
| 後期研修医 卒後 | 内科系 = 4人 外科系 = 4人 |
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| 指導医(卒後7年目以上)= 25人 | |||
| 外来患者数 | (年間)延177,558人 (1日平均)606人 | ||
| 入院患者数 | (年間)延108,770人 (1日平均)298人 (病床利用率)85.1% | ||
| 平均在院期間 | 14.1日 | ||
| 年間 | 手術件数:2,384件 / 内視鏡検査件数(上部下部):3,352件 消化管透視:1,265件 / CT検査:11,042件 / MRI検査:3,053件 心カテ:1件放射線治療 / リニアック:3,374件 / 病理組織検査:2,700件 細胞診:4,626件 |
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| 健診センター | 検診:1.354人/年 ドック:301人/年 | ||
診療体制
| 病院総事業費 | 70億円 / 平成21年度 平成17年度 / 4億5,600万円黒字 平成18年度 / 1億3,500万円黒字 平成19年度 / 1億9,100万円黒字 平成20年度 / 1億2,439万円黒字 平成21年度 / 2億5,670万円黒字 |
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診療圏と特徴
診療圏と特徴について
- 当院は、福岡県南部に位置し、大牟田市、みやま市、柳川市の二次医療圏の他、熊本県北部の荒尾市、長洲町、岱明町、南関町、菊水町までの広域「有明医療圏」の中あり、人口約50万人を対象とした地域完結型の急性期病院です。
- 大牟田市は、三池炭坑の閉山で斜陽と言われていますが、現在も市中に三井のコンビナートが存在しており、一大工業都市でもあります。筑後平野の南部に位置し、西は広大な有明海で、明らかに久留米よりも雪も少ない温暖な気候です(閉山のお陰で空気は奇麗になりました)。
- 大牟田市は「月が出た出た・・・」で有名な炭坑節の発祥地でもあり、7月末は「喧嘩祭り」で300年の伝統を持つ「火を噴く大蛇山祭り」で賑わいます。この時は、1万人での「盆踊り大会」で町は埋め尽くされ、当院でも院長以下「連」を組んで参加します。また、大牟田市は、「駅伝」でも有名で、12月には市民駅伝大会が行われます。毎年、研修医チームも参加しますが、半年間の運動不足が影響するのか上位入賞は難しいようです。
- さて、当地域は、地方高齢化都市の典型で、65歳以上が人口の27%を占め、本邦の三大疾患(悪性腫瘍、脳血管障害、心疾患)が多く、特に悪性新生物での死亡は全国平均の1.5倍に達しています。これを反映して当院の入院患者の20%余が癌患者さんで占められています。当院は、当地域では唯一の「がん診療連携拠点病院」に指定されており、がん治療ガイドラインに沿った標準的治療の推進、院内がん登録システム、緩和ケアの充実、無菌室の整備、高度放射線治療装置など、国の「がん対策基本法」(2007年4月1日施行)に合わせた診療体制を整備しています。
- いっぽう、少子化に伴った小児救急や、救急産科領域でも中心的役割を果たしており、当院はこれらの拠点病院にもなっています。これらの意味で、当院の診療内容(研修内容)は、10年先の日本の医療を先取りした形で実践していると考えます。
初期臨床研修のメリット
- 1年365日救急体制ですので、初期研修医に必要なプライマリーケアの症例には事欠きません。卒後研修病院としては、昭和60年から長年の久留米大学の臨床研修病院として多くの医師の育成と教育を携わってきました。新臨床研修制度では、特にプライマリー疾患の初期対応能力の養成に力を入れています。高齢者が多いと言うことは、それだけ一人で多くの疾患を内在しています(子供は通常一つの病気しか持ちません)。救急での研修は、例えば点滴をする場合、右手か?左手か?針は何ゲージか?点滴の種類は?点滴速度は?・・・と、次に行う検査や診断法を考えながら対応ができるよう研修しています。研修医の一人立ちのためには、基礎的診療技術を繰り返しで体得するのが一番重要と考えています。
処遇について
給与・処遇について
給与・処遇等について詳しくは
こちらをご覧ください。



